『黒姫受賞とNYアート体験一期生』No.008

 

こんにちは。吉野美奈子です。みなさま、いかがお過ごしですか?
すっかり緑の美しい春。アートの季節ですね。前回お話していた入選作品「黒姫」が 「第60回記念P&B彫刻エクジビション」の審査メンバーより、NYベースの全米女性作家協会112年の歴史において、日本人女性彫刻家としては“初”の「Honorable Mention Award 名誉賞2006」を受賞しました。みなさま、エールをありがとうございました。

「黒姫」、正式名「Awaken 目覚め」は、周りに大反対されながら1年かけて創り続けたもので、それが評価されたことをたいへん嬉しく思っています。自分の直感を信じ続けて本当に良かったと思います。どうか、みなさんも、既成概念にとらわれないで、直感を信じて制作に向かってください。20世紀の不可能を可能にするのが、新世紀の作家だと思います。
あなた自身のビジョンを疑わず、追いかけ続けて。
力ある作品なら、必ず誰かの心に触れると信じて。

「黒姫」に関する様々なお話は、ブログの「art-黒姫物語」をお読みくださいませ。
http://studiom375.exblog.jp/i7

さて、ルピナスアートネットワークXスタジオM企画の「NYアート体験コーディネーション一期生」が本日無事帰国してゆきました。たいへん短い滞在でしたが、毎日が日本にいる何倍もの早さで進行してゆくNYで、彼は、アートを通して世界を体感し、毎日毎秒これまでの100倍?ぐらいのスピードで細胞分裂をはたし(笑)意識的な進化をとげ帰国してゆきました。実際がどんなに胸躍る素敵な毎日だったかは、本人のレポートを次号で掲載したいと考えていますので、どうぞお楽しみに!

この企画に参加を予定しておられるみなさんには、できるだけNYで使用できる携帯電話をレンタルしていただくことをおすすめしています。それは、ここNYでは本当に毎日何かしら起こっているのですが、たいへん突発的に情報がめぐってくるため、事前にお知らせすることができません。毎日何が起こるのか、どこに行くのか、誰に出会うのかは、びっくり箱のようで、その日その日のサインを見逃さないで大切にしていると、自然と必要な場所にたどりつけて、出会うべき人に出会えるようになっています。というか、私はそのように毎日生きています。必要なものは与えられるし、そうじゃないものはやってきません。そういうふうに考えられると、誰かを羨むこともなければ、焦ることもなく、自分のアートを全うできます。だいたい羨んだり焦ったりなんていうことは、エネルギーの無駄使いで何のためにもなりません。そんなことよりも自分のこの瞬間の命に集中してゆくべきです。結局、人生は、今生きている瞬間の連続です。過去を後悔しているより未来を心配しているより、ポイントは、この瞬間本気で勝負。NYはそのエネルギーに比例します。

私はコーディネーションをお引き受けして、NYにアート体験しにくるみなさんに、できるだけ本場のNYアートを体感していただきたいと思っています。人によって必要なものは異なります。このたびの一期生滞在期間中には、非常にたま〜にしか開催されないアーティストの隠れ家のような、そろこそおもちゃ箱のひっくりかえったような倉庫でのパーティや、NY国連本部でのアートレセプションなど、ちょっと普通では入れない場所に案内することができました。次にいらっしゃる方とは、チェルシーのギャラリーのオープニング巡りを予定しています。一口にアートと言ってもいろんな世界があります。そしてもちろんリーグでの体験は特別な時間となるはずです。時間はとても限られていますから、何を求めてくるのか、目的をはっきりさせていらしてください。そして、日頃、自分が描いているものを、小さな作品集でも、ポストカードでもいいので持って来てください。たくさんのNYの人たちに貴方の作品をみてもらってください。そして彼らの反応をみてみましょう。
貴方のアートが、言葉や国境を超える瞬間を体感してください。
きっと、何かが変わります。

なお、ご要望により、上記の企画の期間は6月、7月、9月も受付可能としましたが、たいへん個人的なサポートになることから、1ヶ月の定員を5名様までに限定させていただくこととなりました。悪しからずご了承くださいませ。10月以降の予定は現在のところ未定。体験コーディネーションに関する詳細のお問い合わせは、
ルピナスアートネットワーク担当大石まで。

Info@lupinasartnetwork.com

美奈子


吉野美奈子作「黒姫」サイドフロントアングル



吉野美奈子作「黒姫」横顔



※バックナンバー↓
MINAKOのNYダイアリー

『はじめまして、MINAKOです。―作品集の考え方―』No.001
『NYの OPEN STUDIO』No.002
『NYの OPEN STUDIO その2』No.003
『ART BASEL in Miami Beach/世界へのアプローチ』No.004
『NYアートの洗礼』No.005
『ニューヨークアートを体験しませんか?』No.006
『NYアート留学体験参加者募集』No.007
『黒姫受賞とNYアート体験一期生』No.008
『NY流お絵描きワークショップ&サマーパーティ in 東京!のご案内』No.009
『2006/12/7 NY直輸入吉野美奈子石彫刻展(12/17~12/23)&
絵画とダンスコラボレーション“つらなり”&
111幻アートスクールワークショップ (12/17~23)in Tokyoのご案内』No.010

『幻の記憶(111アートスクールレポート)』No.011
『生きる場所(吉野美奈子個展公演レポート)』No.012
『夢見る人々に NEVER TOO LATE 』No.013
『アメリカ独立記念日 』No.014
『吉野美奈子制作奮闘ダイアリー』No.015
『「光のアリア」個展報告と「チェルシーのギャラリー」』No.016
『いろんなアートの形(yozgalleryとmottainainy) 』No.017

NYアート体験レポート

『NYアート体験レポート』No.001 石塚智寿 編
『NYアート体験レポート』No.002 よしだみおき 編
『NYアート体験レポート』No.003 加藤健太郎 編
『NYアート体験レポート』No.004 上原和江 編
『NYアート体験レポート』No.005 庄司 純 編




Biography

吉野美奈子 (画家・彫刻家・詩人)
ニューヨークを拠点に活動する
コンセプチュアル・ビジュアル・アーティスト。
吉野美奈子official website
吉野美奈子blog
2001年 渡米。 一貫して「大いなる愛・宇宙的生命のつながり」をテーマに作品を発表。絵画・彫刻ともに作風は、有機的かつ霊的。建築、音楽、舞踊をはじめ様々なアーティストのインスピレーションとなりコラボレーションに参加、その活動はNYタイムズでもとりあげられる。日本、米国をはじめ世界の各地で作品を発表。
2004年6月、米国最古の彫刻協会ナショナル・スカルプチャー・ソサエティーより 「平和のためのシリーズ」にて新人賞奨学金を受賞。
2005年3月、NY国連NGOアースソサエティ表彰式にて、舞踊家佐藤道代ととも に吉野の絵画に基づくアートプレゼンテーション「アース&ヒューマニティ」を発表。地球保護に関わる世界の知識人より喝采をあびる。
2006年黒大理石の代表作「Awaken(目覚め)」通称黒姫により、全米女性作家協会より日本人女性彫刻家として初の名誉賞を受賞。

卓越した技による独自の世界観の徹底した表現と、多方面での活躍に、NYメトロポリタン美術館、国連エクジビション部、全米具象彫刻協会、NYマルボロギャラリー、NYアートマガジン、NY市建設部等より高い推薦状を受けている。




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