『生きる場所(吉野美奈子個展公演レポート)』
No.012

 

NYからこんにちは。吉野美奈子です。
本日は2006年の12月に日本で開催しました個展及び公演のご報告です。
日本に生まれたのにアートを追いかけてNYまできてしまった私は地球のあちこちを行ったり来たりしながら作品を創ったりみせたりしています。
人生というのは、生きる場所を探す旅のようなものだと、ずっと昔に思ったことがありました。

私の12月を支えてくれたみなさん、ありがとうございました。
個展も公演も一人の力でできるものではありません。
本当に心からお礼申し上げます。
会場にお越しになれなかった方に、この場を借りてハイライトでご紹介したいと思います。

まずは、吉野美奈子初の石彫刻個展、
「The Earth and Humanity(地球と人類)」東京アサヒアートスクエア5階ギャラリーです。
多摩美術大学美術館のみなさま、ご協力をありがとうございました。
展示はすべて、「抱擁」をテーマにした抽象作品でした。
石:イタリアンアラバスター、大理石、御影石 その他。


12月7日
オープニングパーティでは、サンフランシスコ在住のバイオリニスト、アエネア・水島・キースさんが私の彫刻作品のために演奏してくださいました。
その音楽には、出来上がった作品の状態から受ける印象からだけではなくむしろ創り上げてゆく苦しみとの陰陽を旋律にしたような激しさと静寂な美しさがありました。

昔、私はOLをしていたことがあります。
幸せなことに、当時の上司や先輩や後輩が今でも活動を見守っていてくれます。
人生のどんなポイントでの関わりも、命がシンクロする瞬間は幸せな波動に満たされます。

12月8日
”つらなり”ダンス公演初日。
The Earth and Humanity 自作の詩を朗読。
「気がつきますか。
 抱かれているあたたかさ。
 地球が私たち人類を抱擁していることー」
詩朗読・絵画:吉野美奈子
舞踊:佐藤道代





ダンカンの言葉を朗読。
「魂で音楽を聞きなさい。
 あなたの腕があがるのも、
 光のほうへと歩いてゆくのも
 その力のせいなのですよー」








フィナーレにて。
「彫刻、絵画、ダンス、音楽
 あらゆるアートの力をかりて平和のメッセージを。」










12月10日 最終公演後、個展をささえてくれたルピナスの大石紘己くんと
スタジオMのキュレーター細川佳代ちゃん。
本当に長くたいへんなプロジェクトに参加してくれてありがとう。


こちらは、富山個展から。
12月13日、 カフェnowhere での、オープニングパーティ。
とてもなごんだやさしく暖かい空間。


アーティスト・トーク。
作品の1点1点を説明してゆきました。
吉野美奈子絵画の代表作「オリエンタルウェーブ(融合)」
肉体と魂の、夢と現実の、過去と未来の、時間と空間の、東洋と西洋の「融合」。
それは、「今、この場所」に。
no where(どこにも、ない)かもしれない。
now here(今、ここにある)かもしれない。


NYからもゲスト。
世界の人気DJ&音楽プロデューサー、ジョー・クラウゼル氏です。
アートを通じて仲間になりました。
「オリエンタル・ウェーブ」を一目見るため、はるばる富山へ。ありがとう。


こんなふうに
日本や世界のアートな仲間たちと、地球のあちこちで2007年も素敵な作品を創り続けてゆきたいと思っています。

なお、カフェnowhereでの個展「過去と未来」は1月29日まで開催。
絵画と石彫刻を展示しています。
お近くの方は、ぜひお出かけくださいませ。
私にとっての新たなる不思議は、
私、吉野美奈子という体はここNYにあるのに、
富山のnowhereという空間には、
吉野美奈子のアートワールドがずみずみまで広がっていてまるで、訪れる人々は私の意識の中に入ってくるような感じなのです。
それは、私がNYのスタジオにみなさんを迎えるような感覚に似ていて作品を通して、私の生きる場所が愛する地球上に点在しているような気がします。
とても幸せです。

みんな、本当にどうもありがとう。
今年もまた、精一杯創ってゆきます。

美奈子






※バックナンバー↓
MINAKOのNYダイアリー

『はじめまして、MINAKOです。―作品集の考え方―』No.001
『NYの OPEN STUDIO』No.002
『NYの OPEN STUDIO その2』No.003
『ART BASEL in Miami Beach/世界へのアプローチ』No.004
『NYアートの洗礼』No.005
『ニューヨークアートを体験しませんか?』No.006
『NYアート留学体験参加者募集』No.007
『黒姫受賞とNYアート体験一期生』No.008
『NY流お絵描きワークショップ&サマーパーティ in 東京!のご案内』No.009
『2006/12/7 NY直輸入吉野美奈子石彫刻展(12/17~12/23)&
絵画とダンスコラボレーション“つらなり”&
111幻アートスクールワークショップ (12/17~23)in Tokyoのご案内』No.010

『幻の記憶(111アートスクールレポート)』No.011
『生きる場所(吉野美奈子個展公演レポート)』No.012
『夢見る人々に NEVER TOO LATE 』No.013
『アメリカ独立記念日 』No.014
『吉野美奈子制作奮闘ダイアリー』No.015
『「光のアリア」個展報告と「チェルシーのギャラリー」』No.016
『いろんなアートの形(yozgalleryとmottainainy) 』No.017

NYアート体験レポート

『NYアート体験レポート』No.001 石塚智寿 編
『NYアート体験レポート』No.002 よしだみおき 編
『NYアート体験レポート』No.003 加藤健太郎 編
『NYアート体験レポート』No.004 上原和江 編
『NYアート体験レポート』No.005 庄司 純 編




Biography

吉野美奈子 (画家・彫刻家・詩人)
ニューヨークを拠点に活動する
コンセプチュアル・ビジュアル・アーティスト。
吉野美奈子official website
吉野美奈子blog
2001年 渡米。 一貫して「大いなる愛・宇宙的生命のつながり」をテーマに作品を発表。絵画・彫刻ともに作風は、有機的かつ霊的。建築、音楽、舞踊をはじめ様々なアーティストのインスピレーションとなりコラボレーションに参加、その活動はNYタイムズでもとりあげられる。日本、米国をはじめ世界の各地で作品を発表。
2004年6月、米国最古の彫刻協会ナショナル・スカルプチャー・ソサエティーより 「平和のためのシリーズ」にて新人賞奨学金を受賞。
2005年3月、NY国連NGOアースソサエティ表彰式にて、舞踊家佐藤道代ととも に吉野の絵画に基づくアートプレゼンテーション「アース&ヒューマニティ」を発表。地球保護に関わる世界の知識人より喝采をあびる。
2006年黒大理石の代表作「Awaken(目覚め)」通称黒姫により、全米女性作家協会より日本人女性彫刻家として初の名誉賞を受賞。

卓越した技による独自の世界観の徹底した表現と、多方面での活躍に、NYメトロポリタン美術館、国連エクジビション部、全米具象彫刻協会、NYマルボロギャラリー、NYアートマガジン、NY市建設部等より高い推薦状を受けている。




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